ホピ製シルバーアクセサリーの模倣品に気をつけよう
最近、ホピ製シルバーアクセサリーの偽者を販売するケースが目立ってきているらしい。 流通しているホピ製シルバーアクセサリーのうち、2〜3割が模倣品なんだそうな。 シルバーアクセサリーを作っているホピの作家たちも懸念を強めていて、 自分が作ったシルバーアクセサリーに直筆カードを添付するなどして、対策をとり始めている。
ホピのシルバーアクセサリーは、「オーバーレイ」という技法で作られていることが多い。 ネイティブ系のシルバーアクセサリーによく見られる技法である。 オーバーレイとは、プレーンな銀板の上に、透かし模様を入れた銀板を貼り合わせる技法のこと。
ホピ研究家によると、ホピ製のシルバーアクセサリーを扱う店舗は、2006年6月現在で約400軒。 古着に合うシルバーアクセサリーとして、1990年代ごろから人気が高まり始めた。 ホピのシルバーアクセサリーを身に着けるタレントが増えたこともあり、店舗数はさらに増加している。 ホピが作ったシルバーアクセサリーのうち、約7割を日本の業者が購入しているとのこと。
一部の業者は、自社で作ったシルバーアクセサリーを「ホピ製」として安く販売。 ホピに酷似したシルバーアクセサリーを、タイやメキシコの工場で大量生産するという業者も出てきている。 ホピが作ったシルバーアクセサリーの裏には、作者の落款が押されているのだが、 悪質な業者はその落款まで模倣しているという。
ホピ製シルバーアクセサリーの模倣品は、専門家でないと見分けが難しいとのこと。 アメリカでは、模倣したシルバーアクセサリーを「ホピ製」と偽って販売すると、懲役刑が科せられる場合もある。 しかし、日本にはそういった法律がない。
シルバーアクセサリーに直筆カードを添付する試みは、ホピの作家達が始めたもので、 カードには作家名や作品名、作品の写真などが記載されている。 カード付きのシルバーアクセサリーは、2007年11月10日と11日に開催される作品展で販売される。 作品展が行われるのは、さいたま市浦和区のサロン・ドゥ・フラム。ホピのシルバーアクセサリー作家も来場する予定。
この記事の元ネタ―東京新聞:米先住民の偽工芸品流通
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007110802062871.html